2016年 01月 13日
ヒーローの死 |
今週、デイビッドボウイが亡くなった。
突然のことで、僕は一瞬仕事に手がつかなくなった。
そしてすぐにその前の週に届いた黒い星のマークのCDのことを思い出した。
★
ああ、最後のメッセージだったんだ。
僕がロックというものを聴き始めて最初に出会った、グループじゃなくて一人だけのミュージシャン。
ロックはファッションといっしょなんだって知った。
地球に落ちてきた男という映画の存在もその時知ったけど、子供の僕は見ることができなかった。
去年その映画を見た。ボウイはいい演技をしている。全裸にもなっていた。美しい肉体。
絶対に死なないと勝手に思っていた。スーパーヒーローのような存在だ。もし亡くなるとしても遠い海の向こうでヨットで沈没して死体は見つからない。そんな人だと思っていた。
僕らに空虚なものを残して彼は去っていった。しばらくかかりそうだけど、この虚しさ、悲しさはやがて薄れる。そしてその時、彼の存在は自分の中で伝説のようなものになるに違いない。
しばらくは彼の音楽がレクイエムのように僕の耳に流れ続けることだろう。
地球に落ちてきた男は宇宙に帰っていったと思えばいいんだ。
突然のことで、僕は一瞬仕事に手がつかなくなった。
そしてすぐにその前の週に届いた黒い星のマークのCDのことを思い出した。
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ああ、最後のメッセージだったんだ。
僕がロックというものを聴き始めて最初に出会った、グループじゃなくて一人だけのミュージシャン。
ロックはファッションといっしょなんだって知った。
地球に落ちてきた男という映画の存在もその時知ったけど、子供の僕は見ることができなかった。
去年その映画を見た。ボウイはいい演技をしている。全裸にもなっていた。美しい肉体。
絶対に死なないと勝手に思っていた。スーパーヒーローのような存在だ。もし亡くなるとしても遠い海の向こうでヨットで沈没して死体は見つからない。そんな人だと思っていた。
僕らに空虚なものを残して彼は去っていった。しばらくかかりそうだけど、この虚しさ、悲しさはやがて薄れる。そしてその時、彼の存在は自分の中で伝説のようなものになるに違いない。
しばらくは彼の音楽がレクイエムのように僕の耳に流れ続けることだろう。
地球に落ちてきた男は宇宙に帰っていったと思えばいいんだ。
by humanspider2006
| 2016-01-13 20:48
| くもおコラム
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